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面接 弐の巻 「パパ」 中の一
2007/07/05(Thu)


二番目の候補者「パパ」と逢ったのは最初の候補者「トトロ氏」との

実技面接からほぼ一週間後の土曜の夜だった。

本当は土曜の昼に逢うはずが仕事の関係で夜にずれこみ、その上スケジュールの

関係で翌日曜に三番目の候補者との面接が入ってしまい短時間面接に変更に

なってしまった。

が、少々ローカルな場所に単身赴任中のパパは自分でビジネス・ホテルを予約し

万全な泊まり体勢で私を迎え入れると言う。

パパの段取りの早さと、面接に対する意気込みと熱さに少し不安を覚えた。


     注) 文中の「杏(仮)」は私こと熟桃の募集時のHNです。

面接 弐の巻 「パパ」 上


確かに土曜のターミナル駅では、ラブホの部屋確保も確実とは言えず

ビジネス・ホテルでも予約してあれば安心と言えば安心だ。

が、なぜかそういう段取りの良さに好意とは逆の軽い違和感を覚えた。

とはいえ、面接を中止するほどの違和感でもなく、当日は早めに仕事を

切り上げなんとか時間通り待ち合わせの場所にたどり着いた。

当初、駅前のマックで待ち合わせだったが雑踏を避け、パパが予約した

ホテルのロビーで待ち合わせた。

メールで確認していた通り、メガネをかけごく普通のどこにでもいそうな

感じの中肉中背の男性がロビーにぽつんと立っていた。

紺のスラックスにポロシャツと言う、ミドルエイジの休日の制服のような

出で立ち、こちらはパパのリクエスト通りミニタイトに明るい色のTシャツ。

体型的に私の方がわかりやすい(激ぽちゃ)ので、パパからのアプローチを

待ってみた。

メガネをかけたごく普通の男性は私の斜め横に立ち「杏(仮)?」と問いかけた。

軽く頷くと「少し飲みながら食事をしようか」と私の肩を押して外へ誘った。

どうも昼過ぎにはチェックインを済ませ、駅周りを物色していたようで

ためらいもなく、目的のお店に私を連れていった。

カウンターがメインのカジュアルな串焼きの店に並んで座り、簡単な自己紹介と

お互いの初印象についてビール片手に交わしあった。

私が「ごく普通の中年男性」と言う印象を持ったように、パパは私に対して

メール交換で想像したよりも「子供っぽい」印象を持ったようだ。

どちらかと言うとパパが年齢より上に見えるんじゃないかと内心思ったが。

時に周りをはばかり小声でメールの内容について話をし、お互いに先に

進むことに同意が得られたので早々とその店を退散した。

途中でコンビニで飲み物などを購入し、そのままパパの泊まっている

ホテルへと直行する。

その間も穏やかな雰囲気でとりとめもない世間話をしながら、高層階にある

部屋まで二人で歩いて行った。

パパが豹変したのは私を先に部屋に入れ、鍵を掛けたあと。

一緒にエレベーターに乗っていても肩に手をやるでなし、行儀良く部屋まで

エスコートされてすっかり油断していたのだ。

さて、どんなアプローチがあるのかと思う間もなく、部屋の中に向いていた

身体をくるりと反転させられ気がつくとパパの腕がきつく巻き付いていた。

「覚悟はできているんだろうね、杏(仮)」

右手であごを持ち上げられ、上から見下ろす視線でさっきまでの表情とは

一変した冷たい眼差しが私の目を見据えていた。

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